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- AF Ai Nikkor 28/1.4D
これが「職人の技」。精研削非球面加工レンズを採用し、ノクトの思想を受け継いだ銘玉。

AF Ai Nikkor 28/1.4Dは1994年に発売されたAF一眼レフ用の大口径広角単焦点レンズです。
28mmは広角域においてはスタンダードな焦点距離であり、スナップショットなどでも使いやすいほか、風景撮影にも良く用いられるレンズです。
交換レンズにおいて広角かつ大口径のレンズは各種収差が大きく、製品化は非常に難しいとされています。
現在においてはガラスモールド非球面レンズの登場や旋盤技術の発達など、コストを抑えながらも高性能なレンズが生産できるようになりましたが、開発当時、このレンズに求められた光学性能を満たす事は技術的に非常に難しい問題でした。
そこで採用されたのが「精研削非球面加工」です。これは職人がレンズを一枚一枚を手磨きする事で、より緻密な非球面レンズを加工する技術です。
さらにレンズ群の2か所の間隔を変化させる「ダブルフローティング方式」を採用することで、大口径広角レンズの最大の弱点であるサジタルコマフレアを良好に補正する事に成功。
開放値撮影でも歪みの少ない点像が得られ、風景撮影ではもちろん、夜景撮影では大きな効果を実感できるレンズとなりました。
職人の手によって丹精を込めて研磨された非球面レンズ、それにふさわしい珠玉の写りをぜひご体験ください。
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