- コレクション
- IG+SUPER-ANGULON 21mmf4
撮ってよし、ぶら下げてよし、眺めてよしのスナップシューター

1957年に登場した IGは、 IFと交代した距離計もファインダーもない IIIGという見方ができます。
このカメラにはスローシャッタースピードが付いているため実質的な違いはファインダー関係だけでした。ライカはいつの時代でも三種のライカ、つまり最高級機、中級機、シンプルな距離計のないモデルという販売戦略をとってきました。このシリーズにもこれをあてはめれば、IIIGと IGの間に中間型の IIGが存在するはずです。事実、スローシャッターのない IIGという型は存在します。
ただしこれは試作モデルで、ウエッツラーのライカ博物館にあるだけです。ところが、ニューヨーク・ライツに出荷された伝票と番号が合致する IIGも確認され、これも謎のライカとなっています。一方ではこの「目のないライカ」に、21ミリや28ミリの広角レンズを付けて、アクセサリーシューにはファインダーを付け、目測のスナップカメラとして愛用する人々が登場しました。
彼らはスナップ族とでも呼べますが、この写真テクニックがさらに先鋭化して、ファインダーをも外した、ノーファインダーで街を撮り歩く人も出現しました。ライカの数ある機種のなかで、その撮影法が風俗化する珍しい例です。このスナップ族は、その後、MD、MDa、MD-2になっても、その伝統を保っています。
※中古商品のため、程度によって金額が異なります
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