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- α7
世界初(発売当時)となる35mmフルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラ
α7は2013年にSONY(ソニー)から発売されたミラーレスカメラです。それまでのソニーはα99やα55などの一眼レフルックながらも全面透過式の”トランスルーセントミラー”を搭載し、ファインダーとセンサーへ光を届ける仕組みを採用した一眼カメラを多く製造していました。
発売された当時の35mmフルサイズセンサーを搭載したカメラは一眼レフカメラが主流。さらにミラーレスカメラは小型ボディであることが多く、センサーサイズはボディに合わせてかマイクロフォーサーズや1インチ、大きくてもAPS-Cなどフルサイズと比較すると小型のセンサーが搭載されたカメラが多く発売されていました。
α7は小型軽量なミラーレスカメラのボディと描写力の高いフルサイズセンサーを掛け合わせることで、双方の魅力を手に入れました。ミラーをなくすことでフランジバッグは一眼レフと比較するとかなり短い18mmを達成。ソニーではそれまでAマウントを採用していましたが、α7ではフランジバッグの18mm(Eighteen)の頭文字から”E”マウントと名づけられました。
しかし発売された当時は今ほどミラーレスカメラの認知がそこまで多くなかったことや、過酷な環境で使用することが多いプロの現場では頑丈さやバッテリー持ちも重要視されていたことなど、さまざまなイメージからα7が受け入れられるのには時間がかかりました。
その後α7IIが発売されるとボディ内手ブレ補正が搭載し、電子ビューファインダーの精度も向上。より使いやすいカメラへと進化しました。さらにインスタグラムを筆頭に、SNSでオールドレンズのレトロな描写が人気となり、フランジバッグが短いEマウントとオールドレンズの相性が良いことから人気を得ます。
そしてα7 IIIではα7IIからさらに大進化を遂げ、ダブルスロットや最高約10コマ/秒の連写性能、常用ISO感度は100-51200と性能がバランス良いことに加え、瞳AFをはじめα9に匹敵するほどのAF性能は非常に便利でありながらもお求めやすい価格で大人気機種となり、フルサイズミラーレスカメラの市場を広げました。
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